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ゲンバ男子を目指して!

2017-02-01

佐賀で切削加工をしている杉町です。

久しぶりのブログ更新です。

 

先日、佐賀市内にある高校へお邪魔して

企業説明会を行ってきました。

 

4月から2年生になる1年生の生徒さん

200名が対象です。

 

佐賀青年工業会の企画で、地元の企業をもっと

知ってもらって、県外への就職を食い止めよう

というのが始まりです。

 

工業系の高校ではなかったので、

企業内容の説明は難しかったです。

 

生徒さんにとっては、身近にない環境の分野なので、

聞き慣れない言葉で説明しても伝わりません。

 

しかも、一社の持ち時間は10分。

質疑応答を含めて15分です。

今回は第一回目なので、企業の内容は分からなくとも

まずは身近な地元にある企業を知ってもらう

ことだけを考えました。

 

今回の説明会をする上で高校生に

事前アンケートを取りました。

 

・「ものづくり企業のイメージ」

・「ものづくり企業の未来について」

・「社会人になって企業へ期待すること」です。

 

「ものづくり企業のイメージ」は、

ネガティブなイメージ多かったですね。

「きつそう」「大変そう」「厳しそう」などなど。

 

極少数の回答に

「かっこいい」「達成感がありそう」「楽しそう」

という回答があるくらいです。

 

それにしても、いつからものづくり企業は

ネガティブイメージが多くなったのでしょうか?

年代によってにイメージが違うのでしょうか?

 

考えられるのが

製造業や建設業など肉体労働の仕事に

対してよく言われていた言葉

「3K」が原因じゃないのかなと思いました

 

「きつい」「汚い」「危険」が代表的。

他にも「帰れない」「厳しい」

「給料が安い」「カッコ悪い」

など、いろいろ組み合わされて

「新3K」と言われたりするそうです。

 

私は、製造業だけじゃなく、

そういう大変な仕事があるから

世の中が成り立っていると思うんですが、

その大切さをわかっていない人が

言い始めたのでしょうね、きっと。

 

 

全国的にまだ3Kの先入観が残っていて、

若者に敬遠されがちの製造業。

 

実際に後継者不足など、

若い世代が育たない状況、

技術者の高齢化など深刻な問題が多くあります。

 

2013年に大阪で始まったと言われる

「ゲンバ男子」の取り組みを

佐賀でももっと盛り上げていくことができれば

若者のイメージをポジティブに変えることだって

可能だと思います。

 

佐賀県も「MONO_SUGO人」という

取り組みされていますし、

佐賀県版「ゲンバ男子」のサイトや

フリーペーパーなどが

実際にありますが、

認知度はまだまだのようです。

これを機に、弊社も「ゲンバ男子」

にチャレンジしてみようかなと思います!