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企業にとっての「生産」と「納期」と「安全」について

2017-02-14

佐賀で切削加工をしている杉町です。

 

私の日常業務の一つに「生産現場の進捗管理」があります。

 

お客様からご注文頂いた案件の材料手配や

加工工程の段取りを組んだり

調整したりしています。

 

その他にもやることや考えることが

多いことを理由に

意識が薄れていたなと、ある方の話を聞いて

気付かされた、

再認識させられたことがありました。

 

それは「安全」についてです。

 

安全第一」とよく言われる言葉があります。

 

「安全」なのは当たり前であるべきことで、

日々いろいろと気をつけてはいながらも

いちいち意識して考えていませんでした。

 

新聞やニュースで事件や事故が

起きたことを知ったりしないと

なかなか強く意識しないものですよね。

身近で起きていないと

深く考えることが少なかったりしませんか?

 

「健康保険」や「火災保険」とかと同じように

病気や火事になった時の「備え」みたいな感じで

誰もがそういう事が不安なので保険に入ると思います。

一方、そうは言っても「いざという時」なんて

なかなか起きない、と勝手に

考えてしまっている部分もありますよね。

 

その方の話を聞いて、よく言われる

安全第一

という言葉の本当の意味

今まで考えていなかったんだなと、

考えさせられました。

 

それは、仕事をする上で

知らず知らずのうちに

「生産」第一、

「納期」第二、

「安全」第三

になっていたと気付かされました。

生産活動ができるのも、

品質向上に努められるのも、

そこで働く「人」が安全な環境であるからこそ

成り立っているのだと改めて感じました。

「人が安全な環境で仕事が出来ない会社には、将来は無い」

逆を言えば

「人が安全な環境で仕事ができる会社だけが、生き残っている」

とも、おっしゃいました。

 

ということは、仕事のことだけではなく

「健康第一」という言葉も

同じ意味として通づるところがありますよね。

 

大げさかもしれませんが、

「〇〇第一」という言葉には

深い意味があるような気がします。

 

私は、日常業務に追われて

忘れかけていた大切なことを

気づかせていただいたので、

経営者として、本当の意味での

「安全第一」を務めていこうと思いました。