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注連縄

2016-12-12

佐賀で切削加工をしている杉町です。

突然ですが、「注連縄」←読めますか?

恥ずかしながら、「しめなわ」って、漢字でこんな風に書くなんて、初めて知りました。

今までにこの漢字を見たことあっても意識したことなかったと思います。

そこで疑問に思ったのが、よく言われる「しめ縄」と「しめ飾り」は、どう違うのかと。

調べてみたら「しめ縄」は、神様を祀るのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があるそうです。その由来は、天照大神が天の岩戸から出た際に、再び天の岩戸に入らないようしめ縄で戸を塞いだという日本神話にあるとされ、「しめ」には神様の占める場所という意味があるといわれているそうです。

「しめ飾り」は、しめ縄に縁起物などの飾りをつけたもの、だそうです。代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)、清廉潔白を表す「裏白」、家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えるよう願う「橙」など、だそうです。

全て、ネット情報から引用させていただきました。

その「注連縄」ですが、先日、息子の学校から届いたお知らせで「しめ縄づくり」の体験会があったので、息子と2人で行ってきました。小学校近くのJA倉庫で行われたのですが、思った以上の参加者の数で驚きました。大人、子供合わせて100人以上は参加してたんじゃないでしょうか?

地元の農家さんやPTAの方々が作り方を説明して下さいました。

大きい立派な注連縄と小さい注連縄と説明されたのですが、初めての体験なので、小さい方を選びました。

習った作り方は、4人一組で作る方法で、近くにおられた親子の方と協力して作りました。材料となる藁の束の端を紐で結んで、一人が結び目を上にして縦にしっかり握って支え、3人が下に向いている藁を3つに分けてそれぞれが右回りでねじっていく。それぞれがねじった小さな束を巻きながら束ねて先端を輪ゴムで固定させて縄状にする。それを丸く曲げて、あとは、はみ出した藁をハサミで剪定して、エビなどを飾り付ければ完成です。

私も子供も初めての経験で、力が要る大変な作業だったのですが、楽しかったです!

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昔から見ていた注連縄を自分で作ってみると、形状の仕組みが分かって、市販の注連縄の見方が変わりそうです。

そういうことを考えていると、世の中のモノには、それを作り上げている仕組みがあって、弊社が製造している加工部品も、自動車や自転車、その他の製品を作り上げる「仕組み」の一部を担っているという責任があるのだと、品質に対する意識を「しめ縄づくり体験」を通じて再確認することができました。これからも品質改善に尽力したいと思います。